何かを希望すると、
その瞬間に生じる苦しみ。
・それをできていない今の私は幸福ではない(不幸の創造)
・それを早くやらなくては時間がなくなってしまう(焦燥)
・このままでは希望と違う明日が来てしまう(現実の否定)
・叶えるために、外の世界に働きかけなくては(内面の忘失)
・希望が叶えられない限り、この苦しみは消せないと感じる(顛倒)
*
その苦しみに気づいて、観察する。
これらの苦しみは、その希望が生じる前には存在してなかった。
その希望が生じるに至ったのは、この世界からの刺激と、
私の根底にある不満、退屈や孤独、
すなわち、生きることそのものの苦の感覚との相互作用。
その、底の方にある苦しみは、今も感じている。
でも、それ以上に広げなければ、それまでのもの。
*
あとは、目の前の世界からの要求に、直感的に応えていよう。
庭の草花に水をやることかもしれない。
裏庭の雑草を取ることかもしれない。
芝生の種を蒔くことかもしれない。
僕にとっては。
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それを、ただ夢中にしている時、僕は苦しみのあったことを忘れている。
不足を感じていない。
*
幸せとは、不足を感じていないということ。
そう気づいていて、その中に安らいでいる。
*
しかし、
希望を持つことは悪とも思ってはいない。
この世界は、そうやって経験するようにできている。
不足を作り出し、外側を変えようと働きかけ、
そうすることで、この世界を体験する。
やがて、落胆に次ぐ落胆の末、
不足は、自らが作り出さなければ存在せず、
希望も、それを語るための言葉も不要なのだと知る。
*
そして、ただ、
今に休らう。
