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この記事は、2019年6月、工場でフォークリフトの
担当として働いていた時の出来事を記録した記事です。
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おはようございます。

一昨日、仕事で些細な対人トラブルがあり、
落ち込みから回復までの過程を観察してみました。
私は、対人関係で痛みを感じやすく、
些細なことで傷つくところがあります。

自分へのメモとして残そうと思ったのですが、
もし、似たような傾向の方にお役に立てそうなら…と、
思いましたので、アップしてみます。

少々長いですが、よかったら、読んでみてください。
ちなみに仕事とは、自動車製造の期間従業員として、
工場で、フォークリフトに乗っています。

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１日目　の　出来事

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その日は、
台車への製品収容数が少ない（＝回転が早くて忙しい）日だった。

でも、
やることは変わらない。

目の前の一つ一つの仕事（動作）に集中し、
呼吸への気づきを切らさず、
いつも通りに黙々と精一杯にこなした。

結果、
先輩期間さんの助けもあり、なんとか無事に終了。

しかし、
後勤の期間さん（Kさん）への引き継ぎをしていて、
あからさまな怒りを向けられることとなった。

理由は、
これから使う台車の数が把握できていなかったことの様。

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苦痛　と　対処

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怒りを向けられたことで、
落ち込みが訪れることはわかっていたが、やはり訪れた。
背中（心臓の裏、やや下の左手側）に鈍い痛みを感じる。
「自分なんか死ね」という呟きが自然と起こる。

＜対処１　気づき＞

それでも気づきを切らさずに、去っていくのを待てども、
この気分がどこまでも続くように感じられる。
非難の言葉（相手の落ち度探しや自己否定）が私の内部に渦巻く。
気づきを切らさず、言葉が流れていくのを観察する。

＜対処２　マントラ＞

渦巻く非難に飲まれはしないが、背中の感覚と、
自己否定の感覚、「自分なんか死ね」の呟きは消えず。
心の中で、マントラを唱えてみる。
「お役に立てればよし」「小さく小さく」マントラ。
５パーセントくらいは和らいだか。

＜対処３　相手の立場で見てみる＞

改めて、相手の立場で見てみる…しかし、妄想膨らむ。
・今までも、私が台車数の把握ができていないことで、苦しんだのか。
・昨日の燃料の残量が少ないと伝えなかったことで苛立ったのか。
・直属の後輩へ、仕事を教えるストレスがあるのか。
・単に、1日の仕事が始まることが憂鬱だったのか。
…etc

どれも、可能性はある。
しかし、どれも、私の描き出した妄想。

＜対処４　心理学的に考察する＞

自分の視点と少し距離を置く。
恐怖と、怒りは、確かにここに発生してる。
極めて基本的な、＜安全の欲求＞が、
向けられた怒りによって揺らいでいる。（＝恐怖を感じる）
この恐怖を遠ざけようと、怒りが湧いている。

＜対処５　リフレーム＞

恐怖や怒りは、単に悪いものではない。（価値判断しているのは私）
遥か昔から恐怖や怒りは、身を守ってきた。今もそう。
大昔には、肉食動物から守ってくれた。
最近では、自動車から守ってくれた。
ついこの間、時間に押され、仕事が全然間に合わない…と言う恐怖に、
怒りの感情が、私に、いつもより少し大胆な仕事をさせ、
結果的に、フォークリフトの技術が飛躍的に向上したこともあった。
（アクセルとブレーキとリフト上昇と傾きを同時に操作できるようになった）
だから、きっと私は、この出来事を通して、また一つ、仕事を覚えるだろう。

…そんな風に考えることもできるが、
やはり落ち込みは消えず、背中に鈍い痛みを感じ、
「自分なんか死ね」という呟きも起こる。
ダメだ…。消えない。自分が消えたい。

＜対処６　瞑想＞

諦めて、瞑想。
起こるがままに観察する。
（今思えば、動画やお酒に逃げなかったのは、褒めてあげたい）

…寝落ち。

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そして　夢　を　見た

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////////　↓　以下、夢　↓　////////

職場で私を気にかけてくれるＪさんの声
「やんくま（私の名前）、やっちまったな！」

班のリーダー（Tさん）に、軽い平手打ちを受ける。

＜内面の言葉　１＞

リーダー、怒ってるのかな…。
また僕はミスしたらしい。
冷静に冷静に。
まずは、事態を把握しよう…。

＜内面の言葉　２＞

それにしても、
僕はやっぱりダメだな。
ダメなのは僕なんだな。
僕がダメだから、ダメなんだな。
ダメだから、ダメなことが続くんだ…

＜内面の言葉　３＞

続く…？
前にもこんなことあったよな…。
あぁ、今日仕事で落ち込んだんだっけ。
あぁ、これ、痛みが描き出した世界か。
これ、夢だなぁ。

リーダーの顔を見てみる私。
「これ夢だね？　リーダー？」

リーダー、無言。「あ、わかった？」
…みたいな表情をしてる。

////////　↑　夢、以上　↑　////////

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２日目　の　出来事

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目がさめる。
痛みが和らいだのがわかる。
気持ちは、昨日より軽い。

＜対処７　フォーカスする＞

仕事に行くの、怖い。
でも、仕事は結果を出すためにする。
何かしらの結果を出すためには、相応のストレスがかかる。
ストレスは身体感覚と、恐怖の感情として感じられる。
このうっすらした恐怖を、みんなは緊張感とか言うのかな。
よく言えば、緊張感のある仕事ができてるってことか。
選択肢は二つ。
恐怖や怒りに飲まれて腐るか、
求められる運動に合わせて自分を変えるか。
（逃げたいけど、もう、僕には逃げ場はない）
ならば、自分を変えよう。
今日からは、台車の数、ちゃんと数えとこう。
忙しくても、精一杯やれば、きっとなんとかなる。
なんとかならなくても、成るように成る。
やることは変わらない。
目の前の一つ一つの仕事（動作）に集中し、
呼吸への気づきを切らさず、
いつも通りに黙々と精一杯にこなそう。
いざ、仕事へ。

（でもやっぱり怖い！）

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結果

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仕事はまぁ、なんとかなった。
後勤のKさん、今日は機嫌よかったな。
結構良い気づきをたくさんもらえた気もする。

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